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アンデルセンの最初に書かれた未発表の童話が2012年発見される

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文学

アンデルセンが最初に書いたと思われる未発表の童話が、2012年10月にデンマークの古文書館で発見されたそうです。2012年10月15日(土曜日)の新聞にも掲載されていました。この童話は同月13日にデンマークのマスコミで発表されたとのことです。

タイトルは「獣脂のろうそく」。1820年代前半から半ばにかけて書かれたものではないかと考えられています。直筆の原稿の写真も掲載されており、ノートのような体裁できれいな字が書かれていました。

この記事の冒頭では、アンデルセンの紹介として「みにくいあひるの子」に言及されており、この作品がアンデルセンの代表作として広く知られていることを改めて感じました。私は彼の作品をそれほど多く読んでいるわけではなく、アンデルセン自身の人となりについても詳しくは知りません。

アンデルセンは1805年から1875年まで生きた人物であり、同時代にはショパンや「レ・ミゼラブル」の著者であるユゴーも活躍していました。こうした横のつながりを考えると、興味深く感じます。また、ウィキペディアにはアンデルセンの写真も掲載されており、写真が残っている時代だったのだと驚きました。さらに、彼はユゴーとも知り合いだったそうです。

「獣脂のろうそく」は、アンデルセンがバレエ学校に在籍していた時期の作品なのかもしれません。不思議なのは、日本以外では翻訳されていないにもかかわらず、世界中で愛読されているとされている点です。実際のところ、どちらなのか気になります。

代表作のリストを見ると、知っている話が多く含まれていました。特に「雪の女王」は、ハードカバー版を購入したことがあります。

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